自助力アップ!

◆自助力チェック方法について、追加しました。


発災時 自助_7:共助_2:公助_1

災害発生時には、まず自分の命を守る行動が重要です。

自助ができなければ共助もできません。「共助」には、「助ける力/助けられる力」が必要です。

自助とは、「死なない、ケガをしない」、できるかぎり在宅避難、水道/電気/ガス/通信などがストップする自宅で生延びること。

そためには平時からの最低限の備えと覚悟が必要です。

いざ発災! 最低でも3日間、できれば7日間サバイバル。そのためにどうするか。

皆さんと一緒に考えいきましょう。


地震発生は、突然やってきます。このとき、妙見坂、自宅、周囲ではどうなるでしょう。

一般的な話ではなく、具体的な被害を考えて、それに備えることが必要です。

生駒断層のような内陸直下型地震では、緊急地震速報の前に揺れ始めます。2018年の大阪北部地震と同じです。

南海トラフ巨大地震では、発生から地震波が妙見坂に到達するまでに時間差があります。

このわずかの間に、どのように身を守るためのとっさの判断と行動ができるでしょうか。

地震発生直後から揺れ始めまではどうなるでしょうか。南海トラフ地震のシミュレーション例があります。

下記のURLから動画で確認できます。

◆【南海トラフ巨大地震】 地震波到達と最大震度の変遷シミュレーション / NHK緊急放送:YouTube動画

 ※再生すると、緊急地震速報の警報音が鳴りますのでご注意ください。

https://youtu.be/VV0Mz2Y61AY

◆南海トラフ巨大地震とは: 

【南海トラフ地震対策編】全体版 :内閣府 YouTube動画

https://youtu.be/qgjZHORXf50

 


大難を小難に、小難を無難に!

妙見坂で震度6~7の地震が発生したら、どうなるか。

平時には考えたくないことですが、「自分ごと」として具体的に考えてみましょう。

時と場所/自分の身の回り、家の中、周囲、地域内で起きることは何か? 

そのとき影響はどうなるか。

被害を少しでも軽減するためには何をするか。

それぞれ個人ごとに周囲の状況はちがいます。

まず自分の家、部屋、周囲などで想定される状況を考えましょう。

すぐに自分で備えができないことは後回しにして、まずできることから考えましょう。

『死なない、大ケガしない』ことです。そして7日間の生き残ることです。

地震に対して100%の備えは不可能です。その影響を少しでも減らす『減災』しかできません。

それでは具体的な自分の家や周囲のリスクを考えて、その瞬間どうするかを考えてみましょう。

 


自助力チェックリスト 「妙見坂地区/自宅/周辺」の地震リスクと自助力チェック

 以下のチェックリストにより、自助力の自己チェックをしましょう。

事例を参考に、まず最小限の備えと、自宅で身のまわりのキケンと安全な「逃げ場」を考えます。

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資料7_参考a2_災害リスクと自助力チェック.pdf
PDFファイル 250.7 KB
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資料7_参考a2_1_我が家の地震リスクチェック表_事例 - コピー.pdf
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資料7_参考a2_1_我が家の地震リスクチェック表 - コピー.pdf
PDFファイル 148.5 KB

 ◆発災瞬間に自分がどこにいるかによって、考えるべきリスクは異なります。

 その瞬間に『死なない、大ケガしない』ために、以下の手順で考えていきます。

 ①自宅の各部屋・場所ごとに、家具や電気製品など「倒れる」「動く」「落ちる」「割れる」などのキケン

 ②外回り、地域周辺で起きる土砂崩れ、石垣、ブロック塀、電柱などのキケン

 ③ケガをしないまたは被害を少なくするために、どう行動するか

 ④発災直後、どこが少しでも安全な場所かを考え、身を守る行動をとる

※地震対策はいろいろありますが、今すぐできることから考えることです。

 

◆震度6~7の地震が発生したらどうするか。

【1】自分のまわりのリスクを考えましょう

【2】7日間生き延びるために、最小限の備えをしましょう

「妙見坂、自分の身のまわり」に絞って、まず簡単にできること、最小限のことから考える! 

  妙見坂では地震発生、すぐ避難というわけではありません。 

  まずは、とっさの判断で自分の身を守ること、そのあと生き延びることを考えましょう。

 

『死なない、大ケガしない、7日間生き延びる』ためにチェックと実践を! 

●『死なない /大ケガしないために』・・・ 

1.家の中で、どこがキケンか、少しでも安全な場所はどこか?

 ・「倒れる、動く、落ちる、割れる」モノは?

2.キケン状態を想定し、とっさの行動を考えておく

 ・寝る時の回りには、下敷きになる物はないか

 ・枕元には、履き物、懐中電灯を

 ・部屋の出口、家からの出口を確保する

3.家の外回りで危ない場所:屋根からの落下物、ブロック塀、石垣、倒壊はないか? 

 

●7日間生き延びるために・・・ 

1.飲み水: 1人1日3L、人数×7日分  ____

2.トイレ: 水道・下水道損壊時、 トイレ処理7日分 ____

3.食料: 最低3日間、7日間の備蓄で食いつなぐ ____

4.水道: 風呂水の利用、生活水のやりくり ___

5.電気: 乾電池、充電電池、懐中電灯 ____

6.ガス: カセットガスコンロ      ___

7.情報: 電話/携帯電話: つながらないときの連絡方法___

  「災害伝言ダイヤル171」「災害用伝言板」、防災情報

      :携帯ラジオ ____

      :家族の連絡方法: 電話番号帳、電話機がないとき____

8.安全・救急: 初期消火: 消火器設置   _____

      : 健康維持: 自分に必要な薬 ____

 

◆ 「身近な役立つ防災の知恵」 を生かす

いざというとき、ちょっとした知恵が役立ちます。身近な防災の知恵については、別のページで取り上げます